銀蛇自警団

第5回 銀蛇自警団出動指令

サー・ファントムと呼ばれた男はブリティッシュ城の詰め所でたまった書類を片づけながら、窓の外の生け垣に積もった雪を、眩しげに目を細めて眺めていた。晴れ渡った空には雲ひとつなく、透き通った空気が静かに張り詰める冬の昼下がりであった。 町を遠く離…

階級サッシュ配布のお知らせ *今月の銀蛇自警団はお休みです。

いよいよ12月も中盤となりましたが、皆さまいかがお過ごしですか?先日のイベントは寒い中、裸でのご参加ありがとうございました!風邪などひかないよう、くれぐれもご自愛くださいませ。 さて、今月の銀蛇自警団は都合によりお休みさせていただきます。クリ…

第4回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君 冒頭、謎のオークブルートJogugundが現れるなど波乱の幕開けの今回のミッションであったが、ひるむことなく果敢に挑み、レポートを提出してくれた団員諸君!私は諸君一人ひとりを本当に心から誇りに思う。 周知の通り我が銀蛇自警団では…

第4回 銀蛇自警団出動指令

サー・ファントムと呼ばれた男はロストランドの砂漠地帯をしばらく歩き回っていたが、やがて途方にくれたように立ち尽くして空を見上げた。この1か月間というもの毎日のように、蛇城近くに現れた黒いゲートを調査するために通いつめていたが 、つい昨日まで…

銀蛇自警団階級サッシュ授与のお知らせ

銀蛇自警団イベント参加者の皆さまへ 11月5日(土)に予定されていたバトルチキン・トーナメント決勝が中止となったため、あわせて予定されていた銀蛇自警団表彰式も中止となり、サイト上での告知を行わなかったことで一部の方にご迷惑をおかけし、大変申し…

第3回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君 私の不在にもかかわらず、定例集会へ足を運んでくれた諸君!不測の事態によりシェリーに代役を務めてもらったが、彼女のことだからきっと立派に任務を遂行してくれたことと思う。そして折しも世間はハロウィン騒ぎの真っ最中である。今…

第3回 銀蛇自警団出動指令 - ハロウィン・スペシャル

全身黒ずくめの奇妙な男がサーペンツの街に留まるようになって二月が過ぎようとしていた。かっての賑わいにはおよばないものの、もともと往く者たちを受け入れては見送ることを生業として来たこの町の人々は、ほどなくこの珍客も受け入れたようだった。 しか…

第2回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君 過酷さを増す我が銀蛇自警団の2回目の活動に参加してくれた諸君!そして試練をかいくぐってレポートを提出してくれた諸君に心よりお礼を申し上げる。 なお、繰り返しになるが、銀蛇自警団への活動は途中からでも参加可能なので、今回の…

第2回 銀蛇自警団出動指令

ファントム卿と呼ばれた男はグラスの底に残った琥珀色のバーボンを一気に飲み干すと小さく唸った。 「いや、うまい。実にうまい。」 銀蛇自警団発足の日、サーペンツ・ホールドに大量発生したオーク・ブルートを殲滅し、意気揚揚と引き上げてきた団員たちは…

第1回銀蛇自警団 活動報告

銀蛇自警団 団員諸君 我が自警団設立に際し、参加表明してくれた諸君に心よりお礼申し上げる。 なお、銀蛇自警団への活動は途中からでも参加可能なので、今回の活動に参加できなかった諸君もいつでも参加表明してほしい。活動参加にあたっての諸ルールや階級…

第1回(仮称)ブリティッシュ城の怪人

退役したロイヤル・ガードであり、ブリティッシュ城の怪人と呼ばれる男がブリタニアで日々発生する事件や不思議な事象を自らの力で解決、解明し、平和を守る自警団の隊員を募集します。当日は有志とともにブリタニアの治安について議論し、自警団の憲章や呼…

~プロローグ~ ブリティッシュ城の怪人

あれからもう一年近くが経とうとしている。 燦燦と降り注ぐ海辺の光を反射して、ひときわ白い大理石の墓の前に、全身を黒装束と黒マントで固めた一人の男が佇んだ。ブリタニアの市民たちが毎日のように手向ける色とりどりの花々に囲まれ、かの人は最愛の夫の…