第6回 銀蛇自警団出動指令

ブリタニアの空がようやく白み始めた頃、ファントム卿と呼ばれた男は、カチャンという乾いた金属音に気づいて目を開けた。ここしばらく行方のわからなくなっていたシェリーが帰ってきたのだろうか。はやる気持ちを抑えながら油断なくドアを開けた男の視線の先は、階下の一番端のポストの赤い旗が立っているのを捉えていた。団員の誰かがまた遅いレポートを提出して来たのだろうか。男は苦笑しながら階下へ降りるとポストを覗きこみ、真新しいノートを取り出した。

予想に反して赤錆色のインクでたった一行だけ書かれた文字列と、イニシャルだけの署名を眺めながら、男はしばらく考え込んだ。

To “adapted noblemen”.

C.D

いかにも彼が率いる銀蛇自警団には貴族出身の者(Noblemen)もいるが、平民出身の者の方がはるかに多いはずだ。適格(Adapted)であるのは言うに及ばず、我が銀蛇自警団の団員は皆8徳への忠義心とブリタニアへの愛に溢れた者ばかりである。男は怪訝そうな顔をするとデスクの上に本を放り投げそうになったが、はたと思い当たって手を止めた。

これは、もしかして……?

日時:2月16日(木)夜10時より開始 場所:サーペンツ・ホールドのカウンセラーギルド (六分儀座標: 153o 11′S, 115o 44′E) ※二ジェルムEMホールよりゲート設置予定

◆ 平日の定期イベント(毎月第3木曜日、夜10時予定)の第6回となります。 ◆ ミッションを受け、自らの足で調査、情報収集を行い、レポートにまとめて提出します。 ◆ イベントチャンネルVSS(#なし) にお入りください。 ◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。 ◆ 本イベントは階級を定め、貢献度に応じて定期的に団員の表彰を行うポイント制のイベントです。