第1回 ロイヤル・ブリタニアン銀蛇自警団 活動報告

ロイヤル・ブリタニアン銀蛇自警団 団員諸君!

諸君も知っての通り、ブラックソーン国王陛下配下の我がロイヤル・ガードは銀蛇自警団を特別部隊として迎え入れた。諸君の任務は国王陛下を護衛するのみならず、ブリタニアの治安の維持、未解決事件や難事件の調査、市民の雑多な問題の調停など多岐にわたる。団員の誇りを胸に、日々精進してもらいたい。

さて、申し遅れたが、隊長不在の当銀蛇自警団において当面、私、ジョフリーが臨時で隊長を務める。久しぶりの招集だったためか、戸惑った団員も多かったようだが、嬉しいことに初参加の団員も複数いたようだ。これから先輩団員とともにがんばっていただきたい。
- 改めましてお久しぶりです。また報告ができることを嬉しく思います。(Musashi団員)
- むーかしの友はー 今はホモォ おれとおまえと だいごろうー(karo団員)
- 初めての参加で意気込んでいたせいか、弓師の癖に弓を忘れていた・・・。(Govy団員)
- 団員:「残念。貴方の旅はここで終わってしまった」 Mareni: 「さてはモンディンの呪いか・・・?!」(Mareni団員)
- Greebas!! なによあの、いけ好かない野郎は! あれなら機械仕掛けのアイツの方がましよ! (Lio Leia団員)

こちらもまた諸君に会えて嬉しく思う。途中、モンディンの呪いにより、アンダーワールドに入場できなかった者がいたようだが、モンディンの呪いが疑われる時は、招集時に必ずその旨告知するのでぜひ備えておいていただければと思う。最後のオークは何を言っているのかわからないが、どんな種族、身分であろうとも平等に受け入れるのがサー・ファントムの行動指針であったと聞き及んでいる。ロイヤル・ガードでは前例がないことだが、その部分においては当面継承する方向で調整させていただくのでそう興奮せずとも大丈夫だ。安心してくれたまえ。
ところで、ロイヤル・ブリタニアン銀蛇自警団はロイヤル・ガードの傘下となったことで、ランキングの制定や、ポイント加算についていくつかの変更が生じているので下記にて抜粋しておく。(原文はこちら)

◆ 新・銀蛇自警団における変更点
1) ポイント加算キャラクターについて
新・銀蛇自警団においては、ポイントの加算を希望するキャラクター名と、実際にイベントに参加したキャラクター名をレポートに併記することで、異なるキャラクターへのポイント加算が可能です。
例:
ポイント加算希望キャラクター名:Sir Phantom
イベント参加キャラクター名:Phantom of Castle British
ただし、イベント参加キャラクターの参加が確認できなかった場合はどちらも無効となります。
ポイント加算キャラクターは、イベント参加キャラクター1名につき、1名のみとなります。

2) 階級サッシュについて
新・銀蛇自警団においてはサッシュにキャラクター名は記載されません。
また、階級サッシュは予告なく他のものに変更、あるいは表記が変更になる場合があります。

3) ポイント加算方法について
従来のレポート提出による加算方法に加え、月毎にベスト・レポーターを選出し、特別ポイント(1ポイント)を付与します。
月毎のベスト・レポーター選出の人数制限はありません。

よろしいかな?なお、過去に配布済みの回のサッシュを受け取っていない者はサッシュ授与ホットラインまで連絡をくれたまえ。私かシェリーが対応させていただく。シェリーか私かの指定はできないのでご容赦願いたい。

では早速活動報告に移ろう。

今回回収レポート:48冊

うむ、その、私の不人気故ではないことを願いたいが、銀蛇自警団の存続にも関わる問題なので、文章が苦手な団員も、ぜひ思いのたけをまとめて提出してもらいたい。
今回の調査対象は長老デュガン、アルムリック男爵、そして“Ariel Haven”の目的であった。そしてこれらに限らず有益と思われる追加の情報や関係者についても報告を受け付けることとなっていた。

◆ アルムリック男爵について
アルムリック男爵はもともとかの王の“マスター・オブ・ハウンズ”、すなわちキツネ狩りの総指揮者を務めていた人物で、聞くところによればその職務に並々ならぬ愛着を持っていたらしい。また、彼はサー・カビラスなる人物とは友人関係にあり、その縁でアンダーワールドの入植者キャンプの責任者となった。
なかなか人間関係が複雑に入り組んでいるようなので、諸君のレポートをもとに、かの王、サー・カビラス、アルムリック男爵を中心とした人物相関図を作成したので以下に参照願いたい。
相関図にはアルムリック男爵のお譲さんのアリアルと、魔法使いGaramonとTyball兄弟も付け加えておいた。既に終わったはずのスラッシャー・オブ・ベイルズの解放をめぐる攻防だが、アンダーワールドの神殿の奥深くには、今も“Tyballの影”が現れるという。それを察知したTyballの兄Garamonもアンダーワールド入口で冒険者たちの水先案内人となるべく、ボイドの空間より舞い戻って来ているということなのだろうか。
この兄弟についてもより詳しく知っておく必要がありそうだが、大変ありがたいことにChocolate団員が当日の詳細なログといっしょにこの兄弟のジャーナルを入手して来てくれた。こちらもいっしょにEMリワードホールの図書室に展示しておくので読んだことがない者は二人に何があったのかを知る手掛かりとしてぜひ一読しておくことをおすすめする。
アルムリック男爵に話を戻すが、彼の人となりについてはお嬢さんを愛するが故にとはいえ、Garamon が Tyball を止めるために召喚した冒険者に十分な証拠もなく嫌疑をかけるなど、やや性急な側面がないとは言えない。しかし、他に特に不審な点は見受けられず、我々の今後の調査はサー・カビラスや“Ariel Haven”の真の目的へと比重を移して行くかに思われたが、Roland Rampant団員より非常に興味深い考察が寄せられているのでご紹介しよう。
- 長老デュガンは、彼が元マスター・オブ・ハウンズ(キツネ狩りの総指揮者)であったと語ったが、ブリタニアにキツネは生息していない。(Roland Rampant団員)

なるほど。化け狐であればトクノの地に存在するが、確かにいわゆるキツネは現在のブリタニアには生息していない。もしや、“マスター・オブ・ハウンズ”は何かの隠語、あるいは暗号なのだろうか?
あいにく私はその場に居合わせなかったが、今回ダスタードに現われたという“スラッシャー・オブ・ベイルズの影”の本体は、アビスの徳の神殿に今も封印されている。そして、アビスの徳の神殿にはヘルハウンズ(Hell hound)が生息しており、屍を重ねながら勝ち目のない戦いをスラッシャー・オブ・ベイルズに挑み続けているのである。何か関連があるようにも思えるのだが、うがちすぎだろうか。
さて、この項目ではアルムリック男爵について理解を深めると同時に、Hiroaki団員とRoland団員のレポートで当日の動きを振り返ってみることにしよう。なお、Hiroaki団員が銀蛇自警団の人物辞典2巻を寄贈してくれた。心より感謝申し上げる。こちらもEMリワードホールの図書室に展示しておくので団員も、団員志望者もぜひ足を運んでいただければと思う。

chart

Hiroaki

Roland

◆ “Ariel Haven”と長老デュガンについて
では次だ。Ariel Havenについては多くの団員がただの採掘者ギルドではないかとの見解を示している。だが、果たして本当にそうだろうか。
- アンダーワールドは古代都市があった場所であり、何か古代の遺跡や遺産を探しているのではないかと推測する。(Christina団員)
- 要塞建造のための入植計画なのであるから、様々な技能を持った職人を必要としたはずである。Ariel Havenはそのような職人達の作業・生活の拠点であり、安全の確保された避難所の役割も果たしていたと考えられる。(中略)しかし、採掘そのものは、ブリタニアの他の地域でも可能だ。デュガンがわざわざ危険なアビスに入植したのは、他の地域では希少であるか全く算出されない鉱物資源が目的だったと考えられる。(Roland Rampant団員)
- 「採掘」と聞くと、銀蛇団員なら直ぐに「ブラックロック」が思い浮かぶでしょうね…?この採掘ギルドが一連の事件に使われたブラックロックの収集に関わっていたのかな…などと妄想してしまいます。(匿名希望団員)

諸君の話をまとめると、“Ariel Haven”には“ここでしか採取できない何か(遺跡・資源)”あるいは“特異性を持ったブラックロック”があるということになろうか。それこそがサー・ファントムが得ていた情報であり、“Ariel Haven”の目的なのかも知れない。
当日、複数の団員から“ダークメッセンジャー”なるものが我々の動きを監視しているとの報告が寄せられたが、それが本当に諸君の見間違いでないのなら、“ダークメッセンジャー”というブラックロックに関係の深い存在が現われたのは、ブラックロック説を裏付けるに十分な証拠に思える。
- 恐らくはダークメッセンジャー含む謎の一団が何かを企んでいる、そう考えておいてもマイナスにはならないだろう。(Happy団員)

その通りである。そしてそれと同時にブラックロックに目をくらまされ、その背後の更に強大な敵を見落とすことがないよう、我々は遺跡や鉱物資源にも目を向け、細心の注意をはらって調査に当たらなくてはならない。
次に紹介するのはなんとチラシの裏に書かれたレポートである。本来であれば即謹慎処分に処すところだが、まずはこの前代未聞の行為に及んだ団員の仮説を紹介してみよう。
- 採掘者→スラッシャー解放派、ジェローム→スラッシャー封印派(徳は各街でバラバラでいいよ派)(ARBOL団員)

つまり興味深いことに、ARBOL団員は今回の一連の動きが6月の選挙に向けた扇動活動ではないかと言っているのだ。なるほど、共通の敵で組織はまとまるということはよく言われるが、“スラッシャー・オブ・ベイルズの影”を何らかの手段を用いてトランメルに出現させ、八徳はひとつであるべきだというプロパガンダに利用しようと目論む団体がいても、今のこの時期であれば何ら不思議ではない。採掘者、すなわちAriel Havenは“スラッシャー・オブ・ベイルズの影”をトランメルに“輸送”するための、何らかの役割をを担っているのではないだろうか?サー・カビラスの崇高なる理想を実現するためとはいえ、手段を選ばぬ輩が背後にいるとすれば一刻も早く息の根を止めなくてはならない。
よって、優れた考察を寄せてくれたARBOL団員は今回は処分なしとするが、次回のレポートはちゃんとノートに書いて提出するように。

さて、ここではHappy団員によるレポートで、ブラックロックとダークメッセンジャーの関わりについてもう一度復習しておくと同時に、“Ariel Haven”の役割と最終的な目的について洞察を深めておくことにしよう。

Happy

◆ “クラックス・アンセータの騎士”について
今回の調査で明らかになった通り、“クラックス・アンセータの騎士”とはもともとジェロームの元市長、Lord Zellivan によって組織された騎士団である。サー・カビラスの要請を受けてアビスへ合流したが、現在では彼らの所在は不明ということになっており、一説には“シルバー・サーペント会”なるライバル関係にあった戦士集団によって壊滅させられたと伝えられている。
また、諸君が接触したと言うTheodore Zellivanなる傭兵が本当に元市長の血縁者であったかどうかについては調査の必要があるものの、ただの暇な傭兵が仕組んだにしては今回の事件はいささか手が込み過ぎている感は否めない。
- そう、鈍感な貴方でも気が付いたことだろう。今回の出来事は何者かに導かれた罠だ。(sparkling団員)

私が鈍感かどうかの議論はまたの機会に譲り、早速この謎多き騎士団について諸君が集めた情報と仮説を検証して行くことにしよう。
- Lord Zellivanの血縁者を陥れるためだったとすれば、「クラックス・アンセータの騎士」内部においてサー・カビラスの「計画」について意見の対立が存在するものと推測される。(Hayabusa団員)
- ふいにジェロームにいた傭兵が出現。「くだらねぇゲームをさせやがって。あのくそおやじ」ひとしきり毒づくと消えてしまった・・・。(中略)後日、ジェロームにいた傭兵のところに行ってみると、彼はおらずに血塗れの盾が転がっていた。(ZagZag団員)
- ちょっと変な話を聞いたのだが、ブリタニアには少数ながら治療や蘇生を有料で行うヒーラーが存在するらしいのだが、そういうヒーラーと裏で組んで冒険者にわざと危険な仕事をさせ、金稼ぎをするグループがたまにいるらしいのだ。Theodore Zellivanも騙されて勇者の盾を取りに行かされた風だった(Misto団員)

Hayabusa団員も指摘している通り、“クラックス・アンセータの騎士”内部の対立についてはそれを裏付ける記録がいくつも残っている。もともとサー・カビラスは八徳の要塞を建設するにあたり、八徳のシンボルを集めていたとされるが、そのひとつ、“献身のロウソク”は他でもないクラックス・アンセータ騎士団内部で紛失している。また、ロドリックなる騎士が謀反を行い、自らを“カオスの騎士”と名乗っていたという記録も残っている。
そもそもTheodore Zellivanが言っていた“ゲーム”とは何か。順当に考えるならば、かってLord Zellivanがクラックス・アンセータの騎士に入隊を希望する者に課したという、ダスタードにあるという勇者の盾を取ってこさせるというものだ。
ところがこの盾については諸君の報告に著しい相違が見られる。ある者は“Shield of Truth(真実の盾)”が手に入ったと言い、ある者は“Shield of Love(愛の盾)”であったと言い、またある者はそれは“Shield of Courage(勇気の盾)”であったと言っている。色も青、黄色、赤など複数の報告が上がって来ており、諸君にはいつ、いかなる状況においても落ちついて何が起こったのか、事実関係を正確に把握して報告することを徹底願いたい。
Theodore Zellivanなる人物がいたと言う場所には私も後日出向いたが、血ぬられ、既に赤く錆びて経年劣化した盾を発見したばかりでなく、何らかの事情があって命を落としたと思しき一戦士を労おうと盾に敬礼して声を掛けたとき……気のせいか彼らしき者の声を聞いたのだ。いや、やめておこう。おかしいのは私だと言われかねない。

◆ “ムーンストーンのシーア”ついて
- Aganar市長は誠実の神殿についての知識が深く、それ以外のことについても豊富な知識量を持っていたようだ。ただ、自分が誠実な人間ではないという自覚は持っていたらしい。(中略)メンバーのFrygenは香料についての研究をしていたらしい。(Misto団員)

団員の中に脳筋殿と私を呼ぶ者もいるようだが、確かに体を動かす方が性に合っているので魔法使いの集団がやることがすんなり理解できるかどうかは自信がない。ただ、メンバーはそれぞれが優れた能力を持っており、ある者は錬金術を生業とし、またある者はワイン作りに精を出していたという。そう考えると彼らは共通の目的を持つと言うよりも、いわゆる共同生活者のような感じだったのかも知れない。
では Maryce がその子孫に会いに行くよう我々に示唆したメンバーの Frygen であるが、彼は Misto団員の報告にもある通り、香りのエキスパートであったばかりでなく、夢の中で予言を行う特殊能力の持ち主であったらしい。そして諸君がムーングロウで発見したという Justin という人物は、何やら予言めいた言葉を話したという報告を受けている。
- かつて私は、シャドーロードxx(様と書いて消した跡)が世界を破壊しようとした際、犬婆と呼ばれる預言者にあったことがある。Justinの話し方は、その様子に似ている。(Eiku団員)

彼こそが Frygen の子孫でその能力を受け継いでいるとしたら、多くの団員が指摘している通り、今後の我々の調査に役立ってくれるかもしれない。むやみに信用するのはよくないが、何かあった時に相談できるよう、彼とは定期的にコンタクトを取っておくといいだろう。

◆ サー・ファントムの行方について
- なぜ、サーは“Ariel Haven”について調べていたのだろうか。もしや、『生身』の体に戻れる術のヒントを見つけたのではないだろうか?(Skills団員)
- おそらく団長は失踪しているのでは無いと思われる。なぜなら、団長が失踪する場合必ず痕跡を残すからだ!・・・脱いだ服が。(Koumei団員)
- そういえば、ダークメッセンジャーなる黒いのがいたりいなかったりしてたが。あれは、サー・ファントムなのか?もしかして、アルムリック男爵の悪のフォースでダークサイドに落ちてしまった、サー・ファントムなのではないだろうか?(nebiros団員)
- サー・ファントムは以前と同じ人物なのだろうか。たしか、スーテックに連れ去られ、解体されたと聞いている。新たに作り直され、以前とは違う人格(Sutekにとっての成功作)になっている可能性もあるだろう。(Leaf団員)
- スーテックの所でバージョンアップ中。今の所、頭と胴が切り離されているので身動きが取れないが次回は首だけで会話する彼を見ることができるだろう。(ARBOL団員)

また、今回の調査対象の多さや様々な情報が氾濫していることから、
- ファントム卿が調査をしたかったのはいったいどれだったのか・・・(匿名希望団員)

と言った声も聞かれる。ひょっとしたら彼は何らかの事情から、我々の捜査を撹乱しようとしているのではないか。
- この騒動の背後にあるものを団長が先に調査を進めていたと考えるのが妥当ではあるが、事件そのものに関わっているのではないかという推論も団員の口から漏れ聞こえる事もある。(nana団員)

なるほど。今後もサー・ファントムについては盲信することなく、冷静に調査を続行すべきであろう。なお、彼の人物像についてはEleria団員が細密なレポートを寄せてくれている。
- 裕福な家庭の産まれ・育ちであり、おそらくは(長男でなかったなどの理由により)家を継ぐことができなかったためにロイヤル・ガードに入隊した人物であると思います。(Eleria団員)

いささか買いかぶり過ぎている感じもするが、ここにnana団員のレポートと併せて紹介しておこう。

nana

Eleria

◆ 総括
さて、第1回目のレポートも〆に近づいたが、ここで一言断っておく。
いろいろ誤解があるようだが、私はサー・ファントムのことも、諸君の報告も軽視しているわけではない。 - 偉い方々には人の産まれや、生い立ちではなく成した事をみて判断し、一刻も早くサー・ファントムの捜索をさせて頂けるよう進言させて頂きたい。(Namida団員)
- 次回は消えた戦士の行方と素性を探れですか?調査ごとシェリーに丸投げしてくださっていいんですよ?(JUNK団員)
- 報告が信じられないなら人に頼まず自分で探せばいいと思いました。(Moon-chaser団員)

なかなか辛辣であるが、調査はまず疑うことから始めるのが定石だ。いつ、誰が、どのようにして、何のためにそれを行ったのか。すべての点が一本のきれいな線になるまでなぜ?を繰り返すのだ。
ある団員は私が一部から脳筋と呼ばれていることについてこのように意見してくれた。
- ジョフリーの対応が不満に思うならそんな侮辱による口舌の刃で対応するのではなくて我々の働き振りを見せ認めさせればいいではないか!(kottan団員)

うむ。君はよくわかっているようだ。今回のベストレポーターに推そう……と思ったのだが、やや過激な内容を含むのでこれは私が持ち帰っておく。
話がそれた。いずれ私は諸君を正式な隊長の手へ委ねなくてはならない。それが帰って来たサー・ファントムになるのか、シェリーになるのか、まったく別の誰かになるのか、今はまだわからない。
ただ一つ言えることは、諸君がどんなに小さな物証も見逃すことなく、サー・ファントムへとつながる一本の線を思い描き続けるなら、それはいつかきっと形となって現れることだろう。
さて、いよいよ今回のベストレポーターを発表しよう。先に述べた通り、今回から月毎にベストレポーターを選出し、特別ポイントを付与する。読みやすさ、情報量、正確性、意外性、独自性などを基準に選考させていただいたが、これ以外にも多くの優れたレポートがあったことも付け加えておきたい。また、私宛のみならず、わざわざネズミ用のレポートを用意してくれた団員もいた。シェリーに代わり、改めて感謝申し上げる。 なお、ここに選出されたレポートについてはEMリワードホールの図書室に展示しておく。当報告に掲載されていないレポートもあるのでぜひ足を運んでもらいたい。

(アルファベット順)
alianrhod団員
ARBOL団員
Chocolate団員
Christina団員
Eiku団員
Eleria団員
Happy団員
Hiroaki団員
Leaf団員
Misto団員
nana団員
nebiros団員
Roland Rampant団員
ZagZag団員

第1回目の報告ながら、思いのほか長くなってしまった。
最後に、脳筋と呼ばれる私にもロマンチックな側面があることを諸君に知ってもらうべく、alianrhod団員の美しい物語で今回の報告を終えることにする。

それではまた次回!

alianrhod