“Council du Roi”入門

EM Bennuによる、アトランティックEMフォーラム内の和訳(デッドリンク、一部意訳含む)です。
これは、アトランティックシャードのEMが、アトランティックに特化して書き起こしたルールであり、大和シャード、および日本シャードの評議会に必ずしもすべてが適合するわけではありません。
しかし、ロールプレイコンテンツとしての評議会システムを理解する上で、文字通り入門として優れたルールが網羅されています。ぜひ、ご一読ください。

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アトランティックにおける評議会、“Conseil du Roi”の目的、手順について若干の誤解があるように思われます。すべてのご質問、および何を期待すべきかまた、期待されるかについて回答を付与すべく、一般的な概略を記します。

#1: ルールその1
首長の役割のひとつはそのキャラクターに徹することです。つまり、あなたが首長であるならば、あなたはその立場においてロールプレイすることが求められます。

もしあなたが首長ではない立場で評議会を傍聴していたとしても、あなたがそのキャラクターに徹することが求められるのは同じです。これが、“Conseil du Roi”の一体感を醸成します。

王は決してそのキャラクターを逸脱することはありません。これが意味することは、あなたが王に対して言ったことは王に対しての発言であり、王はそれに対してブラックソーン王がそうするように振舞い、反応します。あなたが例えキャラクター外、OOC(Out of Character)で王に話しかけたとしても、王はよくてそれを無視するでしょう。

もし、あなたが王を暗殺しようとするならば、あなたは城濠に放り込まれるでしょう。力であなたを凌ぐエクソダスでさえブラックソーン王を亡き者にできなかったのですから。

#2: ルールその2
あなたのEMは王ではありません。王はブラックソーン王です。あなたが王に話しかけるとき、あなたはあなたのシャードの担当EMに話かけているわけではありません。

#3: ルールその3
首長がキャラクター内、すなわちIC(In Character)に徹することが求められている場面で、キャラクター外、OOC(Out of Character)で振舞い続けることによって問題が発生する場合、あるいは首長としての責務を全うできない場合、王は首長を免職処分にすることが可能であり、また、するでしょう。

#4: ルールその4
選挙における不正行為はGM、開発チーム、およびサポートチームが取り扱います。また、これは王のキャラクター内でも取り扱います。“Conseil du Roi”を故意に崩壊、操作、あるいは破壊しようとするグループは、厳しく処罰されるでしょう。

#5: ルールその5
“Conseil du Roi”の目的は街を装飾し、銀行にゴミ箱を設置することではありません。王はインテリア・デコレーターではなく、庭師でもなく、ましてゴミ箱コレクターでもありません。

首長は一期ごとに、王とそのアドバイザーが検討するための、何か一つ大きな提案をすると良いでしょう。

もしあなたが首長で、シャード全体のイベントやそれに似た何かのプロットに基づいて行動する場合、EMチームはあなたを何らかの形で少しだけサポートすることが可能です。これらのリクエストは王ではなく、EM宛てにされなければなりません。

もしあなたが銀行にゴミ箱が欲しいのなら、王ではなくMesannaに言ってください。

#6: ルールその6
もしあなたが首長でなく、“Conseil du Roi”内で発言することを希望するなら、あなたの街の首長に話をし、議会の間に呼んでもらうか、あるいは首長に陳情してもらうかを相談してください。

もしあなたの首長が仕事を果たせないと感じるなら、他の首長にお願いしても構いません。

#7: ルールその7
もし、あなたが“Conseil du Roi”で王に発言するよう促された場合、なるべく3分以内に収めることが求められます。これは首長も同様です。首長が10回発言すれば30分になります。我々は常に時間を気にしなくてはなりません。最終的には評議会は1時間、遅くとも1時間強で終了することが望ましいでしょう。

#8: ルールその8
ギルド契約や、街をどのように治めるかを決めるのは、その街の首長と市民の役割です。しかし、主権者は王であり、首長は王が何かを変えるよう求めた場合(門限など)、それに従うか、従うべく行動しなくてはなりません。

#9: ルールその9
“Conseil du Roi”は毎月最終日曜日、午後8時(EST)にブラックソーン城にて開催されます。やむを得ない事情で開催できない場合はその月のうちに別途設定されます。

#10: ルールその10
評議会の流れ:
A: 評議会会議室に集合します。
B: ブラックソーン王が入場し、挨拶の後着席します。
C: 首長も着席します。
D: 王が連絡事項等を伝達します。
E: 王が各街首長を発言のため指名します。
F: 各首長は連絡事項をおよそ3分で発言することが求められます。
G: 王が答え、他の首長も所感を述べます。
H: 最後に王はブリタニア以外の代表者に発言の機会を与えます。(ニュジェルム大使、マラス、テルマー、あるいはエルフ、ゴブリン、オークなど各種族代表)
I: なお、この時に王は陳情者に声をかけます。これらの人々はテーブルをはさんで王の前に並ばなくてはなりません。ただし、あなたの声を王に届ける最適な方法は首長に託すことです。
J: 王が閉会を宣言し、“ブリタニア万歳!”と発言します。人々はこれに応えて“国王陛下、万歳!”と応え、解散となります。

#11: ルールその11
よく覚えておいてください。“Conseil du Roi”が行われる会議室の中での出来事は、すべてキャラクター内で行われることです。もし、王があなたに対して手厳しい発言をしたり、弄んだりし、そしてそれがあなたの怒りを誘発したとしてもです。首長たちについても同じことが言えます。首長たちはロールプレイをしているのです。

#12: ルールその12
すべての街は王の目から見て平等です。ムーングロウは教育と学びの中心であり、トリンシックは軍事拠点であり、スカラブレイは食糧供給源であり……すべての街がブリタニアの今日の繁栄を構成しているのです。王がほかの街よりも特定の街を優遇することはありません。

#13: ルールその13
“Conseil du Roi”はプレーヤーとしてのあなたをフィクション、ストーリーライン、そしてアトランティックのコミュニティと交流可能にする健全かつ創造的な方法です。首長は街の活性化のためにイベント、コンテスト、ゲームなどを催しますが、王とEMチームは彼らが出来ることをルールの範囲内でサポートします。

#14: ルールその14
よく覚えておいてください。首長システムや“Conseil du Roi”は発展途上であり、それはとても新しいシステムであり、我々はこれを楽しく、創造的なものとすべく、ともに力を合わせなくてはなりません。ブリタニアには王が必要であり、王には民が必要であり、主権者不在の日々は終わったのです。

#15: ルールその15
すべての大きな(王への)そして小さな(EMへの)要望はそれぞれにロールプレイの要素がなくてはなりません。良い例としては第1期の間に行われたいくつかの街を巻き込んだTrade Warが挙げられるでしょう。トリンシックは小さな醸造所をそのプロットに沿って要望し、それは承認されました。もしあなたが可愛く見えるから、という理由だけで銀行の周りに花を要望しても、それは却下されるでしょう。もしあなたが首長としてのロールプレイ、シャードのフィクション、あるいはそれに関与するプロットを促進させるために、時間制限つきの追加を求める場合は話し合いの余地があるでしょう。