第5回 銀蛇自警団出動指令

サー・ファントムと呼ばれた男はブリティッシュ城の詰め所でたまった書類を片づけながら、窓の外の生け垣に積もった雪を、眩しげに目を細めて眺めていた。晴れ渡った空には雲ひとつなく、透き通った空気が静かに張り詰める冬の昼下がりであった。 町を遠く離れた街道沿いでは年末に何件かおいはぎの報告があったものの、暮れも押し迫って物取りが横行するのは毎年のことであったし、団員たちの報告を受けて暗たんたる気分になりこそしたが、年が明けてからはつかの間の休息を味わうことができそうだった。 不穏な空気を完全に払拭することは不可能だろうが、たまには団員たちと酒を酌み交わすのも悪くない。銀蛇自警団発足以来の労をねぎらい、今後皆が知力と武力に長けた団員へと成長して行ってくれることを願って一人ひとりを激励せねばならないだろう。

「知力と武力か…。」

サー・ファントムと呼ばれた男は何事か思いついたようにいたずらっぽくほほ笑むと、マントをつかんでブリティンの町へ出て行った。

日時:1月19日(木)夜10時より開始 場所:サーペンツ・ホールドのカウンセラーギルド (六分儀座標: 153o 11′S, 115o 44′E) ※二ジェルムEMホールよりゲート設置予定

◆ 平日の定期イベント(毎月第3木曜日、夜10時予定)の第5回となります。 ◆ ミッションを受け、自らの足で調査、情報収集を行い、レポートにまとめて提出します。 ◆ 今回は新年会を行います! - ドレスコード: 新年に相応しい装いでお越しください。 - 飲食物の持ち込みは自由です。 - 余興としてUO リドル(トリビア)ゲームを行います。我こそはと思う方々の参加をお待ちしております! - 出題も大歓迎です!当日開始前までにこちらまでお寄せいただくか、ブリティッシュ城のサーの詰め所まで本でご提出ください。 ◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。 ◆ 本イベントは階級を定め、貢献度に応じて定期的に団員の表彰を行うポイント制のイベントです。