我が名はデスネル

少しイライラした様子の王を、周囲の者たちは固唾を飲んで見守っていた。

「つまり、何だね。フックやランキンの活動にはフェローシップから莫大な資金が流入している。バトリン卿のブリタニアでの活動を許容したのは間違いだったと、そう言いたいのかね?」

沈黙が支配する王の私室で、たまらず口火を切ったのは黒シュラウドをまとった男だった。

「恐れながら、王よ。その通りです。我々はその裏付けを取るべく、調査をしたいのです。」

「申してみよ。」

「はい。ジェロームの名門武術学校、ライブラリ・オブ・スカーの校長であるデスネルという男ですが、彼の後継者がフックであるという噂があります。また、ライブラリ・オブ・スカーは決闘と称してあまたの市民を送り込み、その命を奪っているという実態があるのです。」

微動だにしない王に、あきらめたように掃除人は続けた。

「被害者である市民の身元を調べたところ、いずれもフェローシップの活動に疑問を呈していた者たちでした。つまり、彼らは、決闘と称してフェローシップに消されたのです。」

王は椅子の上で掃除人に向き直り、何かを言いかけたかに見えたが、その代わりに羊皮紙を手に取ると素早くペンを走らせた。

許可証を一瞥した掃除人が、戸惑ったように王を見た。王は軽く咳ばらいをして言った。

「もうそろそろ、シュラウドを脱いでもいい頃だろう?」

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日時:6月15日(土)午後10時より開始
集合場所:サーペンツ・ホールドのカウンセラーギルド(六分儀座標: 153o 11'S, 115o 44'E)
※二ジェルムEMホールよりゲートを設置します。

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