少しイライラした様子の王を、周囲の者たちは固唾を飲んで見守っていた。
「つまり、何だね。フックやランキンの活動にはフェローシップから莫大な資金が流入している。バトリン卿のブリタニアでの活動を許容したのは間違いだったと、そう言いたいのかね?」
沈黙が支配する王の私室で、たまらず口火を切ったのは黒シュラウドをまとった男だった。
「恐れながら、王よ。その通りです。我々はその裏付けを取るべく、調査をしたいのです。」
「申してみよ。」
「はい。ジェロームの名門武術学校、ライブラリ・オブ・スカーの校長であるデスネルという男ですが、彼の後継者がフックであるという噂があります。また、ライブラリ・オブ・スカーは決闘と称してあまたの市民を送り込み、その命を奪っているという実態があるのです。」
微動だにしない王に、あきらめたように掃除人は続けた。
「被害者である市民の身元を調べたところ、いずれもフェローシップの活動に疑問を呈していた者たちでした。つまり、彼らは、決闘と称してフェローシップに消されたのです。」
王は椅子の上で掃除人に向き直り、何かを言いかけたかに見えたが、その代わりに羊皮紙を手に取ると素早くペンを走らせた。
許可証を一瞥した掃除人が、戸惑ったように王を見た。王は軽く咳ばらいをして言った。
「もうそろそろ、シュラウドを脱いでもいい頃だろう?」
日時:6月15日(土)午後10時より開始 集合場所:サーペンツ・ホールドのカウンセラーギルド(六分儀座標: 153o 11'S, 115o 44'E) ※二ジェルムEMホールよりゲートを設置します。
◆ チャットチャンネル22nd Liveにお入りください。 ◆ 戦闘準備の上、お越しください。 ◆ 予期せぬ出来事が発生するかも知れません!貴重品はなるべく持ち込まないよう、お願いします。 ◆ 以下に該当の場合、あるいはEMが問題ありと判断した場合はコールのうえ、イベント中止の措置を取らせていただく場合があります。 - イベント進行の妨害、かく乱行為。 - EM、あるいはほかのプレーヤーに対する侮辱的発言、またはそれに準ずる行為。 ◆ 皆さまのイベントです。マナーを守って楽しく参加しましょう!