ロイヤル・ブリタニアン銀蛇自警団 “蝋人形の館” 活動報告

ロイヤル・ブリタニアン銀蛇自警団 団員諸君!

経緯をよくよく振り返ってみれば突如降ってわいたようなブラックロック認定技術者試験にありえない大脱線であったが、果敢にもこれに挑んだ諸君に敬意を表するとともに、思いがけない再会を心より喜びたい。
また、図らずも各街首長を巻き込むことになったが、受験者の引率に始まり、不測の事態が多発する中、立派に責務を果たされたその姿勢に改めて感服した次第だ。当日はバタバタしてしまったが、ぜひ近いうちにお会いして感謝の意を伝えたい。
諸君にとってもかなり過酷な認定試験となったことは疑いようもなく、この日の活躍が無駄にならないよう、なんとか陛下や王室の担当者に掛け合い、資格授与に支障のないよう取り計らうことができればと思う。
- 試験はベスパーで解散となったが、我々が合格したかは疑問の残るところだ。(Sam団員)
- 今後については再試験と調査実施を望んでいます。(Minoc首長 Jitta団員)

不安もあったと思うが、ブリタニアの安全の確保のために、価値あるレポートを寄せてくれた諸君に心より感謝申し上げる。Minoc首長のご懸念はごもっともなことで、調査隊にはぜひ我が銀蛇自警団も名乗りを上げたい。

さて、長々とした前置きは終わりにして、活動報告に移るとしよう。

今回回収レポート: 40冊

ブリタニア全体の人口減少を思えば40冊前後で推移していた昨年の回収数と遜色ないのは驚くべきことだ。これからもこの程度の冊数を維持できるよう努めたい。
- むっはー! このたび吾輩は立派な悪魔になるべく銀蛇自警団に初めて参加させてもらった。諸事情により今はガーゴイルの身である。(Lord of the Abyss団員)
- 今日は初めて銀蛇自警団のイベントに参加した。(Phoenix団員)
- 今回は新人の友人と共に参加した為、色々と意見交換しながら、別のriftの存在の捜索や、どこかにNPCとして密かに活動しているかも知れないBaily兄妹や老婆の捜索等、今までと違う活動もし、自分の中での難易度は上がりましたがかなり楽しめた時間でした。(匿名希望団員)
- また会えてうれしいわgrin(Lio Leia)

むっはー! 悪魔とはめずらしい。既に銀蛇自警団にはオークやクマなど人外の団員も多数在籍しているのでご心配には及ばない。grin すぐに馴染めることだろう。銀蛇自警団は新人諸君を心より歓迎する。これからも楽しみつつ活動に参加してもらいたい。今後も素晴らしい仲間に出会えることを願っている。

◆ 当日の流れ
ではまず最初に、当日の動きを振り返るために団員のレポートから2点を選んでご紹介しよう。Bob Jr団員とHiroaki団員によるレポートである。Bob Jr団員は躍動感あふれる文体で私が把握し切れていなかった当日の出来事を的確に知らせてくれた。非常にわかりやすく簡潔にまとまっているので初心者にはこちらをおすすめする。Hiroaki団員のレポートは当日の流れはもとより、過去の出来事も網羅した完成度の高い内容になっており、さすがと言うほかはない。

Bob Jr

Hiroaki

さて、ここまでお読みになって団員諸君はどう感じられただろうか?
- 温度計、蜜蝋、水入りピッチャー、桜の花びら、シャフト、羽、干からびたカエルの足、女スリの盗んだブツを更に盗んだ老婆、女スリの病気の弟、動き出した蝋人形、これらを結ぶ糸を考えることになったわけだがかなり難しい。(Ricard団員)

本当にその通りだ。
まずはおおまかに人物を縦糸、物証を横糸として、当日の検証作業を始めよう。

◆ 人物
・ベイリー兄妹
兄のWilliamは事前の情報通り、当日行われる予定であったブラックロック認定技術者試験会場のミノックに現れた。師スーテックの推薦によるものであり、試験を担当する一般技術者の不足による異例の措置であったが、どうもいろいろわけありの身であるようだ。もともと兄、Williamが我々に接触して来るであろうことは妹Vanessaが監獄にいた間に示唆していた。
- 兄は「スーテック推薦のブラックロック取扱認定技術者試験官」を名乗っていたが、これは銀蛇自警団に接触する為の嘘だったと思われる。(匿名希望団員)

確かに言われてみればWilliamは現場に到着するなり、その日の試験内容をより実践的な内容にすると宣言した。それは単に自らのブラックロックの技術者としての技量不足をごまかそうとしたようにも見えるが、やはりVanessaもほのめかしていたように、彼が人手を欲していたと見る方が自然であろう。ミノック首長に引率されながら、彼は妹に託したキーワードを誰かが言ってくれることを落ち着かない思いで待ち続けていたのではないだろうか。Vanessaが必要としていたのは彼女を監獄から出す算段をつけてくれる者と、身動きが取れない彼女に代わって“ブツ”のありかを兄に知らせ、その後も“ブツ”の捜索のために行動を共にしてくれる者であったはずだ。しかし、必ずしもこの兄妹が一枚岩ではなかったことが途中で明らかになる。
- 病の弟アンドリューのため、盗んだ「ブツ」売ろうと考えていたウィリアムは、事の重大さに気がつき考えを撤回したようだ。(Sam団員)

Williamは正義に目覚めたのか?あるいは何者かの差し金によるものか?
- なにかスーテックには目論見というか今になって“アレ”を必要とする理由があるんじゃないだろうか。でなければ弟子といえど盗賊となった兄妹を知りつつ推薦するとも思えないからだ。(R'Lyeh団員)
- 一日目をつむると言いましたが帰って来る様子はありません。見つけたらメイスをお見舞いしてやる所存です。(Yew首長 EPSILON団員)

Williamは“ブツ”の正体について「今は言えない」と言いよどんでおり、何者かの影におびえているようであった。それが大金をチラつかせて取引を持ち掛けてきた正体不明の一味である可能性は極めて高いが、すべてが師スーテックによって仕組まれていないとも言い切れない。そしてYew首長のお怒りはごもっともなことである。
- 危険であると認識はあるようで、彼の家族の安全と引き換えに、情報提供の取引を行うべきだと考える。(Sam団員)

聡明なYew首長のこと、きっとSam団員に進言されるまでもなく、次の手を打っていらっしゃることであろう。
うまく司法取引に応じてくれれば、事件の解決もぐっと早まる。“ブツ”がどんなものであったのか気になるところであるが、まずはもう一人のキーパーソン、彷徨える老婆のプロファイリングを行うことにしよう。

・彷徨える老婆(ブラックソーンに仕えた元女中)
- 婆ちゃんはベスパー出身で元ブラックソーンの元女中。凄腕の蝋細工職人でもあり、故郷と桜を最高に愛している人。そしてブラックロックがらみの謎の組織の一員であり、リフトによってエセリアル虚空間を自由に行き来できる大天才!(匿名希望団員)

確かにこの老婆がただ者ではないという見方は多い。一つにはその脚力だ。その所持品を見る限り、老婆の移動範囲は実にブリタニア全土にわたっており、頑健そのものと言わざるを得ない。しかし、逆に老婆がこれほどの範囲を移動できた背景には、riftがあったとは考えられないだろうか?
- 所持していたアイテムは、多くがrift付近に存在するものであった。(シャフトと羽はレンジャーの街スカラブレイ、カエルの脚はブリテインの下水など)このことから、我々が通ったriftを老婆も使用していた可能性が高い。また、街道で老婆の目撃報告がない事も信憑性を高める情報だといえるだろう。(Eiku団員)

ただ、Eiku団員もその後レポートの中で言及しているのだが、なぜ一般的なゲートトラベルの魔法ではなくriftを使用したのかという疑問が残る。魔法が使えないということも考えられるが、
- 持ちだしたアイテムが移動魔法を阻害する(Eiku団員)

可能性はないだろうか? シギルのようにだ。これは鋭い指摘だ! あるいは、その所持品自体がriftの発生装置とは考えられないだろうか? riftが先か、老婆が先か。次はいよいよ物証という横糸を解いて行こう。

◆ 物証
ベイリー兄妹が追っていた“ブツ”が何であったのかは気になるところだが、老婆がただ無差別に物を拾い集めていたのでなければその他の所持品から“ブツ”の正体を導き出すことも不可能ではないだろう。そこで、本項目では老婆の所持品と“ブツ”の関連性の有無の検証から始めたいと思う。
・老婆の所持品
- 空き箱
- 蜜蝋
- 布
- 温度計
- 水入りピッチャー
- シャフトと羽
- ひからびたカエルの脚
- 桜の花びら
そして、あったはずの例の“ブツ”は取り調べ室からは消えていた。

  • ワシは最初、例のブツと称される謎の装置を拾った老婆がそれを作動させて、あちこちに足跡を残しつつリフトを発生させて回っておるのかと思っていたのじゃが、例の収監されておったスリ妹の供述によると、老婆に装置を拾われてすぐに衛兵に捕縛されたようじゃな。(Moonglow首長 Jimmy団員)

なるほど……。もし、riftが“ブツ”ありきであるならば、老婆がriftを発生させながら移動していたという説は成立しない。しかし、“ブツ”とriftの発生がそもそも関係がないのであれば話は別だ。
- こうは考えられないだろうか、「スーテック製の例のブツ」が老婆を導いていると。(Britain首長 Calvet団員)

つまり、一見するとガラクタにしか見えない老婆の所持していた“ブツ”以外のものが一つの装置として機能していて、老婆をrift等ブラックロックのエネルギーが多量に発生する場所、あるいは“ブツ”に導いていたという説だ。これは面白い!何やら羽はセンサーのようであるし、温度計はわずかな温度変化をも見逃さずに感知して本体に伝えるのかも知れない。それならば老婆がおのずとriftへ入って行くのも不可抗力によるものであったと言えよう。
ここまでは老婆の所持品がriftと何らかの関係があるという前提で話を進めた。しかし、結論づけるのはまだ早い。老婆が恐るべき健脚の持ち主であるなら話は別だが、riftは偶発的なものであり、そこにたまたま入りこんだ老婆が図らずもブリタニアを一周してしまった可能性も十分考えられるからだ。そこで、riftの発生源の追求はひとまず横に置いておき、老婆の所持品に関するその他の仮説も見て行くことにしよう。
- カエルの筋肉繊維は電気ショックを与えると動くのですが、これを蝋人形に応用し、自由自在に動けるように仕上げたのだと思います。(匿名希望団員)

なるほど。カエルの脚は突如として動き出した蝋人形に使用された材料だという説である。
- つまりこれらの材料は温度変化によって作動する蝋人形であると考えられます。ある一定温度に達すれば溶けて中に封印されている物が出て来るのではないかと推定されます。(Musashi団員)

確かに温度計と蝋は密接な関わりがありそうだ。しかもブリタニアではあまり目にしない品である。それにも関わらず温度計の完成度が高いことに目をつけたpelu団員は、かの老婆こそが師スーテックであるという驚くべき推論を導き出した!
- なんせ温度計なぞブリタニア開闢以来の大発明。そんな偉業を成し得る人物と言えば、私にはただ一人しか思い当たらない。そう、かのスーテックである。超有能なマッドサイエンティストたる氏の事、シーフじゃなくとも使用できて効果時間を任意に調節可能な変装キットとか、日焼けマシーンみたいに入ってスイッチをオンする性別変更オーブンなどを戯れに発明したとして何の不思議があろう?(pelu団員)

それはぜひとも入ってみたい装置だな……。ああいや、何でもない。ここで既存の枠にとらわれない実にフリーダムなpelu団員の推論をお楽しみいただくべく、レポート全文を掲載しよう。

pelu

つまり、pelu団員は老婆が所持していた装置は桜の花びらの散布装置であったと結論づけた。また、これと非常によく似た説を、Ricard団員も述べており、大変興味深い。
- 桜の花が美しいのは樹の下に死体が埋まっているからというイメージがここブリタニアでも通用するのかどうかは知らないが、そのようなことがあれば桜の花びら一枚一枚に何らかの精、エレメンタルのようなものが宿っている可能性があるのではないだろうか。もしそれを蝋人形に宿すことができたなら、マダム・ゲッソーの蝋人形が動き出した理由として考えることができるかもしれない。(Ricard団員)

なるほど。確かにヴェスパーの桜は恐ろしいほどに美しかった。ここでさらにalianrhod団員による幻想ブリタニア譚“桜 護”の物語をしばし、お読みいただき、脳みそをほぐすことにしよう。

alianrhod

・“ブツ”の正体
では検証作業に戻ろう。ブツは? pelu団員の言うように単に科学技術に転用できるもの(設計図? 数式? あるいは技術そのもの?)で済ませてしまって良いのだろうか?大金になり、ブリタニアの未来を揺るがしかねないものであるとするならば、その辺で日常的に目にするものであるわけはない。いや、むしろまだ誰も見たことのないものであるかも知れないのだ。
- ブツとは、元はスーテックさんの持物で、高額であると兄妹は言っていた。スーテックさんのクエストで集めさせられる材料の中で、高額そうなものといえば、「銀のインゴット」が即思い浮かんだけれど…、いまひとつピンとこない。(匿名希望団員) - 老婆は気がついてないと思われるが、“a blackrodk felucca moonstone” またはその近似値の物である。スーテックの試作品か本仕様かは不明ではあるが。(ARBOL団員)

ARBOL団員の説はMoonglow首長の説と真っ向から対立することになる。ムーンストーンは言うまでもなく空間移動に使われるもので、riftが多発した今回の事件に多くの部分で符号すると言えよう。さらにブラックロックのパワーをも秘めたそれが現存するならば師スーテックが目をつけたとしても何ら不思議ではない。しかし、Vanessaの供述を信じるならば、老婆はその“ブツ”を拾ってすぐにYew監獄に軟禁されているのだ。すなわち、今回の“ブツ”はriftの発生とは関係がないというのが我々の今回の大方の見方なのだ。しかし、本当にそうなのだろうか?

では、ここでもう一度、今回のrift の発生条件について整理してみることにしよう。
- クリムゾンDragonはテレポートを繰り返しながら襲ってきた。テレポの移動・・Riftの移動と関係があるのだろうか?(匿名希望団員) - ドラゴン達は裁判所の中や屋上など、縦横無尽に飛び回り、また時にその姿を瞬間的に移動させて我々を翻弄してきました。これも“rift”の力なのでしょうか。(Bob Jr団員)

確かに見慣れないクリーチャーが出現するポイントにはriftが多発していた。もし、もしもだ。クリーチャーそのものが媒体となってriftを運ぶのだとしたら……?

◆ 蝋人形館の目的
- これは…人形ではないのか!?本物のクリーチャーを蝋で固めていただけなのか!?(Bob Jr団員)
- 動き出し襲いかかってきた蝋人形たちは、蝋ではなく別の何かをあえて言うならばブラックロック粘土のようなもので造形されておったとしか思えぬような暴れっぷりじゃった。(Moonglow首長 Jimmy団員)
- SボスやDoomボスの人形でしたが蝋人形だけあって見た目だけでした。(liavelt団員)

たぶん、見た目だけでもいいのだ。重要なのはこれらのクリーチャーたちをおそらくは温度変化によってコントロールし、必要なときに必要な場所にその屍からriftを発生させることなのではないだろうか?我々はYewの裁判所で複数のクリムゾンドラゴンに遭遇したときに、彼らがriftを通じてやって来たと信じて疑わなかった。だがもしも彼らの屍からriftが発生していたのだとしたら?我々は図らずもriftの発生に加担してしまったことになる。
では、いったいどのようにしてこのようなクリーチャーを産みだすことができるのだろうか?
- 空き箱と、水と、布に温度計・・・まるで培養の道具のようでやんす。それを保存・保持するために、外気が不必要だとしたら。。蜜蝋で覆って保護していたとしたら・・(Molook団員)

蜜蝋はまた、蜂の巣箱を作るときに匂いをつけるために使われるという。巣箱のようなものを作り、何かを培養、あるいは孵化させようとしていたのだとしたら?そう、老婆が所持していたものは、まさに孵化器の部品だったのではないだろうか?“ブツ”は孵化器に必要な光源?あるいは突然変異を誘発するための、もっと特殊ななにかを放射する物質であった可能性はないだろうか?ここで、淡々とした文体の中にナイフのような切れ味をもったnana団員のレポートをご紹介しよう。

nana

◆ 番外編
- フィニガンとモンジが居てエレインが居ないのは釈然としなかった(JUNK団員)

うむ。おそらく企画の段階で応募者がいなかったのであろうな。

  • 判明しておるリフトの位置を、別添の地図にマーキングしてみたのじゃが、リフトをつないだ線のちょうど中央付近にカオス神殿が位置しておるのは偶然じゃろうか?(Moonglow首長 Jimmy団員)

map

riftが移動する度にどこかの神殿を内包していたらあるいは偶然ではないのかも知れない。あるいは渦を描くようにだんだんriftの発生個所が中心部へ移動し、いよいよエネルギーが集結するのだろうか……?いや、やめておこう。いやな予感がしてならない。

  • 婆さんが所持していたガラクタ、水・空箱・布・温度計…何かを育てていたのか?鳥の羽。鳥か、するとカエルの脚は餌?シャフトは?焼き鳥用の串?ブツはなんだ?桜の木のように巨大化させる力がある??それなら焼き鳥食べ放題じゃないか。(Golden Poo団員)

なるほど……!確かに生き物を育てるときに温度管理は不可欠だ。ちなみにGolden Poo団員は塩派なのだそうだ。私も軟骨の塩には目がないが、つくねのタレだけは譲れない。

  • 汚染したクリムゾンドラゴンは、やっぱりブラックロックによるものなのでしょうか?感染してみたい!(Skills団員)

こ、こらっ! 師スーテックが聞いていたらさらわれてしまうぞ? 次回のミッションでSkills団員の顔を見るまで安心できないな。

◆ まとめ
あまりにきれいにまとめすぎているかもしれないが、私は今回の一連の事件は老婆の贖罪であったような気がしている。ブラックソーン王が彼女を探していると知った時、既に通常のコミュニケーションが取れなくなっていた老婆は何らかの形で我々にブリタニアの危機を伝えようとしたのではないだろうか。お嬢さんの一日も早い回復を祈るとともに、老婆が不当な理由でYewに拘留されていないかどうか一度調査していただくよう、王に進言するつもりだ。
あとはこの活動報告をどこかでベイリー兄妹が目にすることがあれば、身の安全の保証と病身の弟君のためにできるだけのことをしていただけるよう、Yew首長はじめ各街首長にも掛け合うつもりなので、どうか恐れずに自首して来てくれることを願っている。

さて、いつもならばここでベストレポーターの発表になるのだが、今回はブラックロック認定技術者試験が執り行われるはずが、思いがけない事件に発展したため、ベストレポーターは選出しない。これからしばらくは宙に浮いてしまった認定技術者の資格授与が諸君に無事されるよう、奔走するつもりだ。ただし、本活動報告に掲載されたものも、掲載されなかったものも含めて全文をぜひ読んでみたいという諸君のために、21名分のレポートをEMリワードホールに展示したのでご案内する。また、今回Chocolate団員より今までの活動報告の収納箱に実施日時を刻印するようツールの寄付をいただいた。心より感謝申し上げる。今度手伝ってくれるか……。

・EMリワードホール展示レポート(アルファベット順)
ARBOL団員
alianrhod団員
Bob Jr団員
Chocolate団員
Eiku団員
EPSILON団員
Golden Poo団員
Hiroaki団員
Jimmy団員
Lethe団員
liavelt団員
Lord of the Abyss団員
Molook団員
Musashi団員
nana団員
pelu団員
Ricard団員
R'Lyeh団員
Sam団員
匿名希望団員2名

本日の活動報告はここまでとする。今度の日曜日は評議会だ。私は諸事情から表だっての出席ができないが、ぜひ諸君からことのあらましを陛下にご報告申し上げてほしい。

ああ、もう夜が明けるようだ。これからひと眠りするとしよう。

では諸君!
次回のミッションでまた会おう!